昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任したジョゼ・モウリーニョ氏は、古巣のサポート体制に不満を吐露。去就に関してもコメントを残した。19日、英メディア『BBC』などが報じている。
衛星放送『beINスポーツ』でアジアカップのカタール代表対サウジアラビア代表の解説者を務めたモウリーニョ氏は、マンチェスター・ユナイテッドの在任期間を振り返り、ライバルのリバプール、マンチェスター・シティと比較するとサポート体制が不十分であったと述べた。
「ジョゼップ・グアルディオラやユルゲン・クロップはクラブに手厚いサポートを受けていた。グアルディオラの就任1年目はタイトルを獲得できなかった。2シーズン目にクラブのサポートを受けて素晴らしい判断を下し、4人のサイドバックを売って、4人の新しいバックの選手を獲得した。リバプールでは、ユルゲン・クロップが来るまで何人の選手がいたかだろうか。自分のアイデア通りの選手を選ぶことができたら良いね」
マンチェスター・ユナイテッド退団後は無所属が続いているモウリーニョ氏。今後の去就について問われると「また監督をしたいと思っている。(指導者)引退にはまだ早すぎる年齢だろう。来週には56歳になるがね」と返答。「望むものであると感じられなかったため3つのオファーを受けたが拒否した」と早期復帰の可能性は否定した。
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