トリノのアンドレア・ベロッティ 写真:torinofc.it
ローマはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ放出時は後釜としてトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの獲得に動くようだ。現地時間13日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。
現在ローマの絶対的ストライカーであるジェコは今季、チャンピオンズリーグ（CL）グループステージで4試合に出場し5ゴールをあげている一方、セリエAでは15試合に出場しわずか2ゴールと苦戦している。
クラブとの契約を2020年まで残している同選手の去就を巡っては、新契約で年俸ダウンとなる可能性が高く、これに対する選手サイドの反応により状況が変わるようだ。
その中、ローマ首脳陣はジェコが今季終了後に退団する場合に備えてベロッティをリストアップしている模様。2017年夏に多くのビッグクラブから関心を集めた同選手の現行契約では1億ユーロ（約131億円）にものぼる契約解除条項が付帯されている。
しかし昨季はリーグ戦32試合に出場し10ゴールと一昨季と比較すると低調なパフォーマンスに終わっていることから、ローマは5000万ユーロ（約65億円）でオファーを提示する構えを見せているようだ。
なおベロッティは今シーズン前半戦を終えて公式戦20試合で9ゴールとなっている。果たしてローマは来季に前線の入れ替えを行うことがあるのだろうか。
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