ベガルタ仙台 川崎フロンターレ

東京五輪代表候補DF板倉滉がベルギー1部へ移籍か。昨季はベガルタ仙台でプレー

 川崎フロンターレの下部組織出身であり昨季はベガルタ仙台でプレーしていた日本代表U-21代表DF板倉滉に海外移籍の可能性があるようだ。現地時間9日、ベルギーメディア『VOETBAL』がこれを伝えている。

 川崎フロンターレの下部組織出身であり2015年にトップチーム昇格を果たした板倉は、2017シーズンまで在籍していたものの分厚い選手層を前に出場機会が限られていた。ただ昨季はベガルタ仙台に1年の期限付き移籍で加入すると、主力として3バックの一角を担いリーグ戦24試合に出場。東京五輪世代の屈指のディフェンダーとして着実な成長を遂げている。

 板倉の去就を巡っては、ベガルタ仙台が7日に移籍期間満了に伴い退団を公式発表。ただ川崎フロンターレは同選手の復帰を発表しておらず、依然として不透明となっている。

 その中、ベルギー1部のシント=トロイデンVVが板倉の獲得を狙っている模様。ベルギーメディア『VOETBAL』は同選手が川崎フロンターレと2020年1月31日まで契約期間を残しており、市場価値が70万ユーロ(約8700万円)と報じている。

 日本代表DF冨安健洋やかつてサガン鳥栖に在籍していたMF鎌田大地など多くの日本人選手を抱えているシント=トロイデンVVであるが、またもや日本人選手の獲得に本格的に乗り出すかもしれない。