ナポリのアランが100億円でPSG移籍へ。後釜にはブレイク中の伊代表MFか

カリアリのニコロ・バレッラ　写真:cagliaricalcio.com

　ナポリはブラジル代表MFアランの後釜としてカリアリのイタリア代表MFニコロ・バレッラの獲得の可能性が高まっているようだ。現地時間9日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。

　アランはカルロ・アンチェロッティ監督のもとでも昨季と変わらず中盤に欠かせない存在としてチームを支えている。ただ同選手の去就を巡っては、以前からパリ・サンジェルマン（PSG）が獲得に興味を示しており、12月下旬には両クラブ首脳陣が会談した際にPSG側が5000万ユーロ（約65億円）のオファーを提示したと伝えられていた。

　このオファーに関してはナポリが拒否したものの、どうやらPSGは今冬の移籍市場期間中に8000万ユーロ（約100億円）まで増額して再びオファーを提示する構えを示している。これを受けてナポリは同選手の後釜としてバレッラに照準を定めた模様。

　バレッラは昨年にイタリア代表でデビューを飾るなど、有望株として以前からイタリア国内の複数クラブから熱視線を浴びている。その中、ナポリはインテルとマウリツィオ・サッリ監督率いるチェルシーとの争奪戦で優位に立っているものとみられる。

　なお、PSGはナポリとチャンピオンズリーグ（CL）グループステージで対戦しており、2戦とも互角の戦いを演じている。