ポルトに所属するメキシコ代表MFエクトル・エレーラは来シーズン、フリーエージェントでインテルに加入する可能性が高いようだ。7日、『スポーツイタリア』などが報じた。
今季限りでポルトと契約満了を迎えるエレーラには、ナポリ、ユベントス、ローマ、ミランなどセリエAの複数クラブが獲得に興味を示していると報じられていた。
『スポーツイタリア』によれば、エレーラ本人がインテル移籍を望んでおり、ラ・リーガ、プレミアリーグ所属クラブからのメガオファーを拒否したという。熱心に動向を追っていたローマ、ミランも獲得を断念したようだ。
昨年12月、インテルはスポーツ部門のCEOにジュゼッペ・マロッタ氏を招聘。同氏はユベントス時代に移籍金ゼロで大物選手を数多く獲得し、クラブに黄金期をもたらした敏腕ディレクター。新CEOマロッタ氏の就任により、インテルは契約満了選手の獲得を目指す方針に転換したとされている。
エレーラの他にも、バイエルン・ミュンヘンFWアリエン・ロッベン、マンチェスター・ユナイテッドDFマッティア・ダルミアン、DFアントニオ・バレンシアをフリーで獲得しようと画策しているようだ。すでにアトレティコ・マドリードDFディエゴ・ゴディンをフリーで獲得することが濃厚となっており、エレーラの獲得が実現すれば移籍金ゼロでの大型補強が現実味を帯びてくる。
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