今冬も多くのクラブが現状を改善するために、積極的な補強の動きを見せている。しかし、過去には大失敗に終わった補強も多い。今回は、プレミア史に残る大失敗に終わった補強5選をご紹介する。
ギド・カリージョ
移籍元:モナコ
移籍先:サウサンプトン
フィルジル・ファン・ダイクを売却し、巨額の資金を手に入れたサウサンプトン。その資金の一部を使って獲得したのがカリージョだ。モナコではラダメル・ファルカオとキリアン・ムバッペのバックアッパーとして徐々に評価を上げていた。しかし、サウサンプトンではチーム、リーグになじめずわずか7試合の出場。半年後にレガネスへとローンで移籍した。
フアン・クアドラード
移籍元:フィオレンティーナ
移籍先:チェルシー
2015年2月にモハメド・サラーと入れ替わる形でチェルシーに加入したクアドラード。スピードあふれるドリブルを武器にプレミアでも活躍することが期待されたが、それは大きく裏切られることになった。ほとんどの時間をベンチで過ごし、チームの一部にさえなることもできなかった。そして、加入から6ヵ月後にユベントスへとローンで移籍している。ただ、ユベントス移籍後はクラブに欠かせない存在となっており、チェルシーとしては複雑な心境だろう。
フェルナンド・トーレス
移籍元:リバプール
移籍先:チェルシー
リバプールでプレミア屈指のストライカーへと飛躍したトーレスは2011年1月31日にチェルシーへと5年契約で加入した。移籍金は69億円とも言われており、ロマン・アブラモビッチ体制となったチェルシーの目玉補強の1人だった。しかし、移籍後初ゴールに903分の時間を要するなど中々結果を残せず。欧州カップ戦で印象的な活躍は見せたものの、110試合で20ゴールとリバプール時代の1/3ほどのゴールしか生み出すことはできなかった。
アレクシス・サンチェス
移籍元:アーセナル
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
ヘンリク・ムヒタリアンと入れ替わる形で2018年1月にユナイテッドに加入したサンチェス。しかし、アーセナル時代の輝きを見せることはできずに、徐々に出場機会を失っていった。給与面で多額のコストがかかったことから、アレックス・ファーガソン退任後のユナイテッドにとって、最も失敗した補強と言われることも。
アンディ・キャロル
移籍元:ニューカッスル・ユナイテッド
移籍先:リバプール
フェルナンド・トーレスと入れ替わる形でリバプールに加入したキャロル。移籍金は当時としては破格の45億円超えということもあり、クラブからの期待がうかがえた。しかし、負傷により出遅れると、その後もゴール数は伸びず。44試合で6ゴールという成績を残して、ウェストハム・ユナイテッドへと移籍している。
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