レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコは今冬にクラブ退団を否定しているようだ。現地時間30日、スペインメディア『Deportes』が報じている。
イスコは今季、ここまで公式戦10試合で先発出場を果たしているものの、10月末にサンティアゴ・ソラーリ監督への交代以降は出場機会が減少。また今月12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節・CSKAモスクワ戦でマドリードは3失点の完敗を喫しているが、この一戦における同選手の低調なパフォーマンスには周囲から批判の声があがっていた。
以前から同選手にはユベントスやマンチェスター・シティ、チェルシーなど複数クラブが関心を示していたものの、今季のマドリードでの出場機会減少により、退団の可能性が高まっているという見方がある。
しかしイスコは同メディアに対して「僕はレアル・マドリードで幸せだし、1月にここを去ることについて考えていない。僕の目標はマドリードとともにもっと多くのタイトルをつかむことだ」と語っており、クラブを去ることについて考慮していないことを強調している。
ソラーリ体制以降、チーム全体の状態が上向きにある中、自身の置かれた現状に決して満足していないイスコであるが、それでもクラブのために今後も戦う姿勢を示した格好だ。
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