マンチェスター・シティのベルギー代表DFバンサン・コンパニが今年の夏に行われたロシアワールドカップの準々決勝でブラジル代表を撃破した裏話を語っている。米国メディア『ESPN』が伝えている。
同メディアによると、コンパニはブラジル戦の前日に寝坊してミーティングに遅刻してしまったよう。しかし、これによりベルギー代表のアシスタントコーチを務めていたティエリ・アンリとの個人的な対話をすることになり、結果としてブラジル対策を練ることができたという。
◆バンサン・コンパニ
「その日は眠れなかったんだ。私は睡眠薬を飲んでようやく眠ることができた。だけど、目覚ましをセットするのを忘れてしまったんだ。起きた時にはミーティングが始まる時間を過ぎていた。
遅刻した私は、コーチのティエリ・アンリと個人練習をすることになった。彼は攻撃面での戦術の責任者だ。私は彼に言った。
『ブラジルのディフェンスはマンチェスター・シティに似ている。チッチ(ブラジル代表監督)がシティの練習を視察していた。私はその弱点を知っている』ってね。
チッチは我々の試合を真似していたし、その欠点も熟知していた。もし私が睡眠薬を飲まず、寝過ごしもしていなければティエリ・アンリとの個人的な対話はなかっただろう。結果もまったく違っていたかもしれないね」
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