鹿島アントラーズは27日、横浜F・マリノスからFW伊藤翔を獲得したことを公式発表している。
伊藤は中京大学附属中京高校からフランスのグルノーブルに加入した後、2010年に清水エスパルスに加入しJリーグデビューを飾ると2014年シーズンには横浜F・マリノスに移籍。今季はリーグ戦で26試合に出場し8ゴールをマークしていた。
一方の鹿島アントラーズはAFCチャンピオンズリーグ初制覇という快挙を成し遂げた一方で、FW金崎夢生が今夏にサガン鳥栖へ移籍したこともあり前線の選手層強化が今シーズンオフの優先事項となっていた。
鹿島アントラーズに加入した伊藤は「初めまして、伊藤翔です。アジアチャンピオンクラブに加入でき、非常に光栄に思っています。タイトル獲得の力になれるよう身を粉にして頑張りたいと思います。よろしくお願いします」とコメントを残している。
一方、5シーズンにわたり過ごした横浜F・マリノスに向けては「マリノスに関わる全てのみなさん、ありがとうございました。お世話になりました。今年は厳しいシーズンになってしまい申し訳ありませんでした。また、タイトルまであと一歩というところで掴み取る事ができなかったのも悔いしか残っていません」
「ネガティブな感覚になった事もありましたが、その度にサポーター、選手、強化部、スタッフに助けられ、マリノスで充実した時間を過ごすことができました。マリノスは大好きなクラブでしたが、サッカー選手として、人間として、さらに成長するためにこの決断に至りました」
「このリリースだけではなかなか全部を伝えられませんが、この決断を尊重してくれた強化部、選手、スタッフには感謝しています。頑張ってきます」とコメントを残した。
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