インテルのジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)は元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの去就について言及しているようだ。現地時間26日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。
ナインゴランは今夏にローマから加入したものの、シーズン開幕時から負傷の影響もあり、ここまで本調子からは程遠いパフォーマンスに終始していた。
またローマで度々問題行動を起こしていたことで話題を集めていた同選手であるが、今週トレーニングへの遅刻を数回にわたり繰り返していたことからクラブから活動禁止処分という厳罰が下されており、ナポリ戦を含む年内残り2試合の欠場がほぼ確実となっている。
これを受けて周囲ではクラブ首脳陣が同選手の行動に苛立ちを感じており、今冬の移籍市場期間においてオファーが届けば放出に応じると伝えられ、一部メディアでは古巣ローマに復帰する可能性があるという見方を示していた。
しかしマロッタCEOは26日に行われたセリエA第18節・ナポリ戦前のメディアインタビューに応じ「ナインゴランは絶対に1月のマーケットに出ることはない。我々は(彼の行動に対して)ただ正しい行動をとっただけだ。ルールは存在するし、誰でもそのルールを破ったら代償を支払わなければならない」と語っており、同選手の放出について完全否定している。
なおナインゴランは今節のナポリ戦には活動禁止処分によりベンチ外となっている。マロッタCEOは同選手に対して猛省を促していることだろう。
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