ビッグクラブによる争奪戦が…！ 来夏にフリーで獲得可能な選手5選

来年1月からはじまる移籍市場の期間に入り、すでに水面下での動きが活発になっている。今回は来夏にフリーとなる選手のうち、移籍報道が飛び交っている選手を紹介する。

アドリアン・ラビオ

ポジション：MF
年齢：23
現所属クラブ：パリ・サンジェルマン
移籍先候補：バルセロナ

ラビオは今夏以降PSGと契約延長交渉を行っていたものの、選手サイドが高額年俸を要求。クラブ側も引き上げに応じたものの、それでも両者は合意が得られないまま今季限りでのクラブ退団が決定した。PSG幹部はこの件について不満を漏らすとともに、今季残り試合で同選手を起用しない方針を明言。一方、ラビオがバルセロナ加入で合意したという報道もあり、今冬移籍の可能性もあるようだ。

アーロン・ラムジー

ポジション：MF
年齢：27
現所属クラブ：アーセナル
移籍先候補：ユベントス

今夏の段階からアーセナルとの契約延長を行わないことが既定路線となっていたラムジーを巡っては、マンチェスター・シティをはじめとする国内ビッグクラブの他にインテルやユベントスもトップターゲットに掲げていた。一部のイタリアメディアがインテルと基本合意に至った可能性を報じていたものの、今週に入りユベントスが1000万ユーロ（約13億円）にものぼる巨額の年俸を用意しているとイタリア主要メディアが一斉に報じている。

セスク・ファブレガス

ポジション：MF
年齢：31
現所属クラブ：チェルシー
移籍先候補：ミラン

かつて宿敵アーセナルで活躍していたチェルシー在籍のセスク・ファブレガスは今季、マウリツィオ・サッリ監督のもとでリーグ戦でわずか1試合の先発出場にとどまるなど出場機会を得られていない。一方ミランは中盤でMFジャコモ・ボナベントゥーラやMFルーカス・ビリアなど負傷者を多く抱えており、セスク・ファブレガスをトップターゲットに指名しているようだ。

ガリー・ケーヒル

ポジション：DF
年齢：33
現所属クラブ：チェルシー
移籍先候補：ミラン、インテル、ローマ

ガリー・ケーヒルもセスク・ファブレガスとともにマウリツィオ・サッリ監督のもとで出場機会に恵まれていない選手のひとりだ。リーグ戦ではわずか21分の出場にとどまるなど、もはや構想外の扱いとなっているケーヒルには当初ミランが興味を示していた。ただミランはファイナンシャル・フェアプレー（FFP）の問題を抱えていることもあり、中盤の補強を優先する模様。替わってインテルやローマの名前がイタリアメディアの間で移籍先候補に挙がっている。

マリオ・バロテッリ

ポジション：FW
年齢：28
現所属クラブ：ニース
移籍先候補：現段階では報道なし

バロテッリは2016年夏にフリーでニースに加入すると、加入1年目にしてようやく本来のパフォーマンスを発揮しチームの上位躍進に大きく貢献した。ただ今夏はクラブ退団が既定路線と伝えられていたものの、結局残留する運びに。その後コンディション調整不足露呈の件もあり、再びメディアの標的にされるとパトリック・ビエラ監督との関係も悪化。首脳陣も契約延長は行わない姿勢を見せている。