ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の解任が現実味を帯びてきているようだ。23日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ガットゥーゾは昨年11月27日にビンツェンツォ・モンテッラ前監督の後任として、ミランプリマベーラ(下部組織)監督から昇格する形でトップチーム監督に就任。縦に早い攻撃と守備の意識を選手たちに植え付け、低迷していたチームをヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に導いている。
しかし、今シーズンは序盤こそ得点力を見せ勝ち点を稼いだものの、中心選手であるスソのアシストが伸び悩むとともに成績も落ち込み、リーグ戦では3試合連続で無得点に終わるなど不振にあえいでいる。どうやら、クラブも望んではいないものの、ガットゥーゾの解任に踏みきろうとしているようだ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、年内のフロジノーネ戦とSPAL戦の2カードを勝利で終えなければ解任が濃厚となっているようだ。解任された場合の公認候補にはロベルト・ドナドーニ氏やアーセン・ベンゲル氏の名前が挙がっているが、具体的に話が進んでいるかは明らかとなっていない。
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