いよいよ決勝2ndレグが日本時間明日21時30分に迫っているAFFスズキカップ。マレーシア代表優勢とみられた1stレグで、若手主体のベトナム代表はアウェイの中で2ゴールを奪い、2-2と上々の戦いを見せた。今回は1stレグのベトナム代表の5つのポイントを、フットボール・トライブベトナム版副編集長、トラン・ティエンがご紹介する。
無駄にしたチャンス
今大会のベトナム代表は多くのチャンスを逃しており、それは決勝1stレグでも繰り返された。3点目を奪うことができていれば、ベトナム代表の優勝はさらに近いところまで来ていたはずだ。
標準以下のディフェンダー
ベトナム代表のGKとDF陣はブキット・ジャリル国立競技場の大きなプレッシャーの下で、いくつかのミスを犯している。彼らはマレーシアが得点を挙げた2つのシーンで、よりより対応ができたはずだ。
クアン・ハイへの過剰な負担
攻撃面で違いを作れる選手ながら、チーム事情的に守備の負担が大きいグエン・クアン・ハイ。彼の疲労は1stレグでも如実に表れ、最後の10分間は相当な疲労度を感じていた。彼はベトナム代表にとって最も欠かせない選手。彼のパフォーマンス次第で、結果が変わることもあり得る。
朴監督のミス
朴恒緒監督は1stレグに正しいアプローチで適切に臨んだ、しかし、交代カードの切り方には問題があったと言えるだろう。ティエン・リンを投入するために、ドゥク・チンを早めにベンチに下げたが、攻撃面で多くの問題を引き起こす原因となってしまった。
マレーシアのサポーター
マレーシアのサポーターは試合を盛り上げた。高らかにチャントを歌い、マレーシア代表は気持ちよくプレーができただろう。しかし、ベトナム代表にとってはやりづらくてたまらなかった。2ndレグでは1stレグよりもパフォーマンスに期待できるだろう。
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