
2018年度のバロンドール受賞を果たし、クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシの2強体制に終止符を打ったクロアチア代表MFルカ・モドリッチ。多くのクラブが手に入るものならば、喉から手が出るほど欲しい優秀なMFだ。今回は、過去にモドリッチ獲得のチャンスがあったものの、あらゆる理由からそのチャンスを不意にした6つのクラブをご紹介する。

ニューカッスル・ユナイテッド
2008年にモドリッチがディナモ・ザグレブを離れる際、多くのクラブが彼に注目した。その中の1つがニューカッスルだ。当時監督のケビン・キーガンは自身の著書「My Life in Football」の中で当時の副会長トニー・ヒメネスがモドリッチとの交渉を中止するようクラブに指示したと明かしている。「ルカがプレミアリーグに十分な選手だとは思わない。彼は体重が軽すぎる」と話していたようだ。

アーセナル
元トッテナム・ホットスパー監督のハリー・レドナップは自身の著書の中で、前アーセナル監督アーセン・ベンゲルがモドリッチとの契約を却下したと明かしている。ベンゲルがモドリッチのフィジカル面を懸念したとレドナップは主張している。ただ、モドリッチにフィジカル面でのディスアドバンテージは関係なかったようだ。

バルセロナ
2012年からクラブの欠かせない選手としてレアル・マドリードでプレーするモドリッチ。しかし、ライバルチームであるバルセロナでプレーしていた可能性もあったようだ。元バルセロナスカウトはスペイン紙『スポルト』に2008年にモドリッチと契約を交わすチャンスがあったことを明かしている。ただ、ジョゼップ・グアルディオラ当時監督がシャビ・エルナンデスやヤヤ・トゥーレ、アンドレス・イニエスタの代わりにはならないと判断したという。

トッテナム・ホットスパー
トッテナムを離れ、マドリードで輝かしい活躍を見せているモドリッチは、今夏に古巣復帰に近づいていたようだ。しかし、『90min』が今年8月に報じた記事によれば、トッテナムはそのチャンスを手放したとみられている。古巣復帰を熱望していたモドリッチだが、ダニエル・レビー会長は給与面で要求を致すことができないと判断したようだ。
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