レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルは未だに今年度のFIFAプスカシュ賞の受賞を逃したことについて納得していないようだ。現地時間3日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
ベイルは昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝・リバプール戦でバイシクルシュートを決めたことから、CL準々決勝1stレグ・ユベントス戦でオーバーヘッドからネットを揺らしたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとともにFIFAプスカシュ賞にノミネートされていた。
しかし9月末にロンドンで開催された『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2018』では昨年12月のエバートンとのマージーサイドダービーでペナルティエリア内右斜め45度の位置からシュートを放ちゴールを決めたリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが同賞に輝いている。
これについては周囲で選考結果や選考過程に対する疑問の声が噴出しているが、ベイルが同様の意見を持っていることも以前から伝えられていた。
そんな同選手はメディアインタビューにて「正直僕は受賞を逃すとは思っていなかったよ。サラーが素晴らしいゴールを決めていても、プスカシュ賞の価値が損なわれたように感じる」とコメント。
さらに「僕のゴールがプスカシュ賞に選出されるべきだったし、ベストゴールだといわなければならない」と語っており、自身のゴールが受賞されなかったことについて落胆しているようだ。
なおベイルはジネディーヌ・ジダン元監督のもと、昨季は先発での出場機会にそれほど恵まれていなかったものの、CL決勝・リバプール戦では2ゴールをマークし、前人未到のCL3連覇に大きく貢献していた。
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