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今季のドリブルキングは?1試合平均ドリブル成功数ランキングTOP10

欧州トップリーグでは組織的なディフェンスの発展により、個人で局面を打開することが年々難しくなっている。そんな中でも、スペシャルな選手たちは「ドリブル突破」によってチャンスを演出している。そこで今回は、欧州5大リーグ所属選手の1試合平均ドリブル成功数TOP10をランキング形式でご紹介したい。
(データサイト『Whoscored.com』を参照。チーム消化試合数の半数以上に出場した選手のみを対象とする)


10位:ヨシップ・イリチッチ

所属:アタランタ
今季成績:9試合出場(532分)
1試合平均ドリブル回数:4.0回
1試合平均ドリブル成功数:2.9回

来年1月に31歳を迎えるスロベニア人ベテランアタッカー。セリエA9シーズン目となる今季も第9節キエーボ戦でハットトリックを記録するなど活躍中。セリエA通算250試合出場も迫っている。


9位:ジョアン・カンセロ

所属:ユベントス
今季成績:11試合出場(921分)
1試合平均ドリブル回数:3.8回
1試合平均ドリブル成功数:2.9回

夏の移籍市場でユベントスへ加入。安定したパフォーマンスで即レギュラーポジションを確保。独力でプレスを剥がすドリブル能力はチームの貴重な戦術軸となっている。いまや世界最高の右サイドバックの一人だろう。


8位:マルクス・テュラム

所属:ギャンガン
今季成績:11試合出場(851分)
1試合平均ドリブル回数:4.2回
1試合平均ドリブル成功数:3.0回

欧州ビッククラブからの注目を集める21歳のウインガー。元フランス代表リリアン・テュラムの息子としても知られる。今季はリーグ1で11試合6ゴールと大ブレイク中だ。


7位:ハテム・ベン・アルファ

所属:スタッド・レンヌ
今季成績:8試合出場(495分)
1試合平均ドリブル回数:5.1回
1試合平均ドリブル成功数:3.1回

昨季はパリ・サンジェルマンで苦しいシーズンを送ったベン・アルファだが、新天地レンヌで躍動中。欧州5大リーグ全所属選手の中で7位となる1試合平均ドリブル成功数を記録。天才ぶりを発揮している。


6位:ジェフ・レーヌ=アデレード

所属:アンジェ
今季成績:14試合出場(1068分)
1試合平均ドリブル回数:5.6回
1試合平均ドリブル成功数:3.1回

アーセナルからアンジェに完全移籍で加入した20歳のジェフ・レーヌ=アデレード。今季はリーグ1で14試合に出場。ゴールこそないが、1試合平均3.1回のドリブル成功で攻撃のアクセントをつけている。


5位:ソフィアン・ブファル

所属:セルタ・デ・ビーゴ
今季成績:12試合出場(530分)
1試合平均ドリブル回数:5.3回
1試合平均ドリブル成功数:3.2回

サウサンプトンDF吉田麻也の元同僚。昨季はプレミアリーグシーズンベストゴール賞を受賞した。今季からスペインのセルタへと活躍の場を移し、4-4-2の左サイドハーフとしてドリブル突破からチャンスを演出している。


4位:ユセフ・アタル

所属:ニース
今季成績:11試合出場(790分)
1試合平均ドリブル回数:7.1回
1試合平均ドリブル成功数:3.9回

夏の移籍市場でベルギーのコルトレイクからニースへ移籍した22歳のアルジェリア代表。アラン・サン=マクシマンと共に右サイドからドリブル突破を仕掛けまくっている。


3位:アラン・サン=マクシマン

所属:ニース
今季成績:14試合(1158分)
1試合平均ドリブル回数:7.1回
1試合平均ドリブル成功数:4.1回

U-20フランス代表の10番を背負った期待のウインガー。右ウイングバックを務めるユセフ・アタル、トップを務めるアラン・サン=マクシマンが共に1試合平均ドリブル回数7.1回(欧州5大リーグ全所属選手の中で2位)を記録。ニースの右サイドが驚異的な数値を残している。


2位:ネイマール

所属:パリ・サンジェルマン
今季成績:11試合出場(982分)
1試合平均ドリブル回数:7.3回
1試合平均ドリブル成功数:4.4回

1試合平均ドリブル回数7.3回は欧州5大リーグ最多。UEFAチャンピオンズリーグでは5試合4ゴール、リーグ1では11試合10ゴールと文句なしの成績を残している。


1位:リオネル・メッシ

所属:バルセロナ
今季成績:11試合出場(871分)
1試合平均ドリブル回数:6.4回
1試合平均ドリブル成功数:4.4回

今年で31歳を迎えたメッシだがまだまだドリブル技術は衰えていない。各チームが厳戒態勢を敷くなかで、1試合平均のドリブル失敗数はわずか2回。数字だけを見ても間違いなく世界最高の選手だ。