
ミランのハカン・チャルハノール 写真提供:GettyImages
ミランのトルコ代表FWハカン・チャルハノールは、やはり今冬でのクラブ退団が既定路線となっているようだ。現地時間30日、イタリアメディア『トゥットメルカート』がこれを伝えている。
契約期間を2021年まで残しているチャルハノールは今季はここまで15試合に出場しているものの、29日に行われたヨーロッパリーグ(EL)第5節・デュドランジュ戦で今季初ゴールをあげるなどここまで本来のパフォーマンスを発揮しきれていない。
また同選手は10月下旬に行われたミラノダービーで足首に痛みを抱えているものの、負傷者を多く抱えているチーム事情もありピッチに立ち続けている。
しかしミランは12月にチャルハノールが劇的に自身のコンディションを上げない限りは1月の移籍市場期間での放出に踏み切るものとみられる。移籍先としてはRBライプツィヒやチャンピオンズリーグ(CL)でベスト16進出を果たしているシャルケの名前が挙がっている。
ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えているミランは今冬にフラメンゴから移籍金3500万ユーロ(約45億円)+ボーナスでブラジル代表MFルーカス・パケタの獲得を決めていることもあり、チャルハノールの移籍金を少なくとも1500万ユーロ(約19億円)に設定するようだ。
昨夏の加入当初はミランの「10」番として大いに期待されていたが、クラブの財政事情もあり、この冬でまた「10」番の座が入れ替わることとなりそうだ。
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