今回は欧州5大リーグに所属するクラブの空中戦の強さを検証。データサイト『Whoscored.com』を参照した、1試合平均の空中戦勝利数ランキングをご紹介したい。勝利数ランキングのため、浮き玉のボールを多用するチームほど上位にランクインしている。
10位:レスター・シティ
リーグ:プレミアリーグ
空中戦勝利数:22.8(1試合平均)
ピッチ中央に屈強かつ長身のヘッダーを揃えるレスターが10位にランクイン。1試合平均空中戦勝利数でハリー・マグワイア(身長194cm、体重100kg)が平均3.6回、ウェズ・モーガン(身長185cm、体重93kg)が平均4.8回を記録。両巨漢CBが空中戦で圧倒的な強さを誇っている。
9位:ニューカッスル・ユナイテッド
リーグ:プレミアリーグ
空中戦勝利数:22.8(1試合平均)
チームトップの数字を記録したのは武藤嘉紀のライバルであるFWサロモン・ロンドン。2位はディフェンダーのキアラン・クラークだ。両者ともチームトップとなる2得点を記録。空中戦の強さはチームに欠かせない要素となっている。(武藤はチーム15位)
8位:アウクスブルク
リーグ:ブンデスリーガ
空中戦勝利数:23.1(1試合平均)
昨シーズンのブンデスリーガで最多デュエル勝利数を記録したカイウビー。今季も空中戦で強さを発揮し、チームトップとなる1試合平均4.4回の空中戦勝利を記録している。
7位:RBライプツィヒ
リーグ:ブンデスリーガ
空中戦勝利数:23.4回(1試合平均)
1位のDFビリ・オルバンは欧州5大リーグ所属選手の中で17位となる1試合平均5.1回の空中戦勝利を記録。2位のFWユスフ・ポウルセンも1試合平均4.6回と高数値を叩き出している。
6位:ニーム・オリンピック
リーグ:リーグ1
空中戦勝利数:23.9回(1試合平均)
昇格組ながら現在リーグ11位と健闘中のニーム。身長189cmの長身FWバプティスト・ギヨームがチームトップの1試合平均5.3回を記録している。
5位:ハダースフィールド・タウン
リーグ:プレミアリーグ
空中戦勝利数:24.3回(1試合平均)
身長190cmのFWスティーブ・ムニエが1試合平均7.8回の空中戦勝利数を記録。欧州5大リーグ所属選手の中で4位となる数字だ。
4位:レガネス
リーグ:ラ・リーガ
空中戦勝利数:24.7回(1試合平均)
チーム得点王のエースFWギド・カリージョは欧州5大リーグトップとなる1試合平均9.3回を記録。圧倒的な空中戦の強さを誇っている。
3位:エイバル
リーグ:ラ・リーガ
空中戦勝利数:25.4回(1試合平均)
中盤の汗かき屋パパクリ・ディオプがチームトップの4.5回を記録。セルジ・エンリク、キケ・ガルシアの屈強な2トップ、CBのパウロ・オリベイラとイバン・ラミスも好成績を記録している。
2位:バーンリー
リーグ:プレミアリーグ
空中戦勝利数:25.4回(1試合平均)
身長186cmのウェールズ代表FWサム・ボークスがチームトップの7.9回。チーム2位は昨季ブレイクを果たしたジェームス・ターコウスキー。4.1回と高数値を記録している。
1位:カーディフ・シティ
リーグ:プレミアリーグ
空中戦勝利数:28.3回(1試合平均)
2位バーンリーに圧倒的な差をつけて1位に輝いたのはカーディフ・シティ。平均ポゼッション率は40.1%と欧州5大リーグで2番目に低い数字だニール・ワーノック監督は空中戦の強さを最大限活かす戦い方を選択していると言える。
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