グループステージを終えて、準決勝に進出する4チームが出そろったAFFスズキカップ。今回はフットボール・トライブが選出した第5節のベストイレブンをご紹介する。
GK:アンドリタニー・アルディヤサ
国籍:インドネシア
年齢:26
フィリピン代表のシュートを、ファインセーブを連発し凌ぎ続けた。インドネシア代表の歴代ベストGKに選ばれてもおかしくない活躍だ。
DF:チャン・ディン・チョン
国籍:ベトナム
年齢:21
対峙したストライカーの動きを完全に読み切り、全くと言っていいほどスペースを与えなかった。後半に放った超ロングシュートは、あと少しでスーパーゴールになるところだった。
DF:パンサ・ヘーミボーン
国籍:タイ
年齢:28
クラブでもチームメイトのコラコット・ウィリヤーウドムシリとともに今大会2点目を記録。彼のゴールは試合の流れを変え、シンガポール代表の攻撃のリズムは失われた。ディフェンス面でも素晴らしいパフォーマンスを披露している。
DF:クエ・ゴック・ハイ
国籍:ベトナム
年齢:25
チャン・ディン・チョンとド・ドゥイ・マンとの最終ラインは安定感抜群。キャプテンとしてチームの4試合連続クリーンシートに大きく貢献した。
MF:エバン・ディマス
国籍:インドネシア
年齢:23
中盤の若きリーダーは最終節でも自信満々のプレーを披露。与えられていた役割はフィリピン代表シュテファン・シュレックとマヌエル・オットを沈黙させることだった。彼は見事に遂行しきっている。ただ、攻撃面で気の利いたパスはあまり見られなかった。
MF:パトリック・シュトラウス
国籍:フィリピン
年齢:22
スベン・ゴラン・エリクソン監督のファーストチョイスに抜擢され、今大会では全試合にフル出場。インドネシア代表のステファノ・リリパリとズルフィアンフィとの素晴らしいマッチアップを披露した。
MF:サンワット・デーミット
国籍:タイ
年齢:29
今大会のタイ代表ベストプレーヤーだろう。プレッシャーを感じさせず、ボールを持つたびに素晴らしいプレーを見せている。グループステージ最後の試合で1ゴール、1アシストと有終の美を飾った。
FW:ヌルル・シーヤーケーン
国籍:タイ
年齢:26
シンガポール代表のDF陣は様々な方法で彼を止めようと試みたが、最後までシーヤーケーンに翻弄された。普段は左サイドで起用されることの多いだが、右サイドでも抜群のプレーを見せた。準決勝でも右サイドで起用されるだろう。
FW:モハマドゥ・スマレー
国籍:マレーシア
年齢:24
マレーシア代表の攻撃を指揮したのが彼だ。今大会初ゴールが目前だったが、クロスバーとGKの好セーブに阻まれた。
FWザフアン・アドハ
国籍:マレーシア
年齢:31
2ゴールの大活躍でチームの勝利に大きく貢献。ハットトリックに限りなく近いプレーを見せていたが、運に見放された。チームメイトとの連携もよく、仲間の動きを理解しきっていることがわかる。
FW:パン・バン・ドゥク
国籍:ベトナム
年齢:22
ストライカーとして起用され、4本のシュートを放ち1ゴールを記録している。怪我による交代が残念でならない。
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