セリエA パルマ

中田英寿のパルマが快進撃! セリエDでの再出発から3年半で来季EL出場を目指す位置に

 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は25日、かつて中田英寿氏がプレーしていたパルマの快進撃に関する記事を掲載しているようだ。

 パルマは今から約3年半前、当時オーナーを務めていたトンマーゾ・ギラルディ氏のスキャンダルにより倒産したことにより、セリエDからの再出発となっている。また当時クラブに在籍していたFWアントニオ・カッサーノやFWアマウリなど主力の大半がチームを離れた。

 それでもパルマは諦めることなく最短期間でセリエA復帰を果たしている。そして残留争いが予想された今季はセリエA第13節まで終えて勝ち点20の6位と来季ヨーロッパリーグ出場圏内に食い込む健闘を見せている。

 そのパルマは次節、勝ち点22の5位・ミランとの対戦を控えており、この試合で勝利すると5位に浮上する。また9月中旬にはサン・シーロでインテルから金星を挙げていることもあり、自信をもって挑めそうだ。

 これまでGKジャンルイジ・ブッフォン、DFパオロ・カンナバーロ、FWエルナン・クレスポなど多くの有名選手を抱えていたパルマが「奇跡のパルマ」と呼ばれているが、もしかしたら新時代が到来するかもしれない。