
今季はサンフレッチェ広島でプレーしているティーラシン・デーンダー 写真提供:Getty Images
タイの強豪・ムアントン・ユナイテッドから現在レンタルでヴィッセル神戸に加入しているDFティーラトン・ブンマタンとサンフレッチェ広島に加入しているFWティーラシン・デーンダーが来季はタイに戻る可能性があるようだ。現地時間23日、タイメディア『SMMSPORT』がこれを伝えている。
昨夏にムアントン・ユナイテッドから北海道コンサドーレ札幌へタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンが加入したことをきっかけに今シーズン開幕前にタイ人選手がJリーグに挑戦するケースが目立っていた。
その中、ティーラトンはここまでリーグ戦26試合に出場しており先発での出場機会が多い。一方のティーラシンはリーグ戦30試合に出場しているものの、先発出場はわずか11試合にとどまっている。
同メディアが伝えるところによると、ムアントン・ユナイテッドはこの両選手の復帰に向けて本格的に乗り出している模様。具体的な動きには言及していないものの、今後選手サイドに対して復帰への働きかけを行う可能性があるようだ。
タイがJリーグ提携国に含まれ、チャナティップが成功を収めていることによりタイ人選手によるJリーグ参戦の動きが加速するであろうと思われた中で、このような復帰報道が出てきたことはJリーグファンにとっては少し残念な出来事であるかもしれない。
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