「レオは重要な存在」 メッシの代表復帰を同僚ディバラが切望

アルゼンチン代表のパウロ・ディバラ　写真提供:Getty Images

　ユベントスのFWパウロ・ディバラはバルセロナのFWリオネル・メッシのアルゼンチン代表復帰を切望しているようだ。現地時間19日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを伝えている。

　アルゼンチン代表はワールドカップ・ロシア大会で優勝候補に謳（うた）われていたものの、ベスト16でフランス代表に敗れ大会を後にしている。またロシアW杯に出場していたメッシは9月、リオネル・スカローニ暫定監督に対して年内の代表戦を欠場する旨を伝えており、一部では代表引退の可能性が伝えられていた。

　同国代表は11月の代表ウィークでメキシコ代表と国際親善試合2連戦を行っている最中であるが、もちろんこの2連戦でもメッシは帯同していない。その中、ディバラは「我々全員、メッシが代表に戻ってくることを望んでいる」と語っている。

　また同選手は続けて「我々はレオが重要な存在であることを全員理解している。ただ（代表復帰は）彼次第だ。今の我々は多くの若い選手から成り立っており、サポートしてくれる人間が必要なんだ」とコメント。現在のチーム構成という面でもメッシが今後も代表チームで必要な存在であることを強調している。

　なおアルゼンチン代表は来年のブラジルで開催されるコパ・アメリカ2019を控えており、同大会での優勝が当面の最大目標である。ロシアW杯での結果をばねに新たな目標に向かって始動している同国代表のユニフォームをメッシが再び着用することはあるのだろうか。