今年のAFFスズキカップで優勝候補の最有力とされているタイ代表。彼らは東南アジアのチームの中で唯一2018年ロシアワールドカップ最終予選まで勝ち残ったチームだ。今回はフットボール・トライブの東南アジアの編集チームに、日本で活躍する選手も多いタイ代表の強さを聞いてみた。
マレーシア版編集長アイマン・ナゼィルムディン
タイ代表は東南アジアの中で、とても強力なチームでだ。カウィン・タンマサッチャーナン(ベルギー2部OHルーヴェン)、チャナティップ・ソングラシン(北海道コンサドーレ札幌)、ティーラシン・デーンダー(サンフレッチェ広島)、テーラトン・ブンマタン(ヴィッセル神戸)など、海外でプレーしている才能あふれる選手が多くいる。しぶとさを持つチームだ。対戦する国はウィングのところでスペースを与えないことに注意すべきだろう。中盤の選手には低い位置からチャンスを作り出す能力がある。
ストロング・ポイント:タイ代表の一番の強みはしっかりしたディフェンスだ。キャプテンのチャラムポン・クルケーウを中心にDFラインは相手チームのプレッシャーを巧みにかわす。また、ディフェンスのオプションとして、マヌエル・ビアーとスファン・トンソンの両者がいるのは心強い。
ウィークポイント:経験の浅いフォワード陣だろう。19歳のスパチャイ・ジャイデッドはストライカーというより攻撃的なMFで、チャンナナン・ポームバファはウィンガーのポジションを好む。純粋なストライカーが少ないという弱みはあるだろう。
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