通算177回目のマンチェスターダービが日本時間12日にエティハド・スタジアムで行われた。戦前の予想通り、マンチェスター・シティがマンチェスター・ユナイテッドを3-1で下し、リーグ戦首位をキープするとともに、無敗もキープした。今回は、ユナイテッドがダービーで犯した3つの致命的なミスをご紹介する。
リンガードのスタメン起用
ユベントス戦で素晴らしいフリーキックを沈めたフアン・マタではなく、ジェシー・リンガードをスタートで起用したジョゼ・モウリーニョ。リンガードはほとんどの時間で試合から消え、何も残せないままピッチを去った。ユナイテッドが攻撃面での司令塔の不在の影響を受けていたのは明らか。後半73分にピッチに立ったマタだったが、遅すぎた。結果を残した選手をベンチに置いて、結果を逃したことは致命的だ。
守備的過ぎた中盤の構成
ユナイテッドはポグバが負傷により出場できないことで、マルアン・フェライニ、ネマニャ・マティッチ、アンデル・エレーラの3枚を中盤で起用。ただ、これが守備的過ぎたと言えるだろう。もちろん3選手ともに攻撃面でも一定の貢献はできる。ただ、マティッチは守備面でのタスクに追われ、エレーラはボールを持った際に冴えないプレーが散見。フェライニもアジリティ面で勝てないシティのプレスに終始苦しんだ。後半からマタを中盤で起用したが、勝負に出るのが遅すぎた。シティを相手にクリーンシートは難しい。攻撃面で違いとテンポを作れる選手が必要だったと言えるだろう。
プレスの開始位置
シティはこの試合で643本のパスを成功させている。ユナイテッドの319と比べ倍以上だ。シティのほうが多くのパスを回すことは予想できたが、ここまでが両チームについてのはプレッシングの質もあるだろう。前から積極的にプレスをかけるシティに対して、ユナイテッドのプレスの開始位置は低かった。高い位置から何度かプレスに行く場面もあったが、エデルソン・モラレスのパスのレンジを考えれば、GKまでプレスをかけるべきだっただろう。もちろんパスをつなぐことがすべてではない。相手よりも多くのゴールを試合終了時に奪っていればよい。ただ、ハイプレスとボールを保持することも、その結果につながる1つの要因となることを意識する必要があるだろう。
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