ラ・リーガ バルセロナ

「彼を助けるためにここにいる」 バルサDFが“悩む”デンベレを擁護

 バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケはフランス代表FWウスマン・デンベレをサポートする姿勢を示しているようだ。現地時間11日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 デンベレは10月下旬に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節・インテル戦で遅刻により試合に出場させてもらえなかったと周囲で伝えられるなど、加入2シーズン目にしてメンタル面で問題を抱えている。

 また同選手は現地時間8日にトレーニング開始直前に欠席の連絡を行っており、クラブを率いるエルネスト・バルベルデ監督はこの行動により同選手のベティス戦招集外を決断したものとみられる。

 さらにそのベティス戦でデンベレはキックオフ直前にスタジアム入りするなど、ここ2,3週間で立て続けに問題視される行動をとっている。

 しかしピケはベティス戦後のインタビューにて「今日彼がメンバー外となったのは戦術面を考慮してのことである。ただ我々は彼を助けるためにここにいるよ」とデンベレをサポートする姿勢を鮮明にしている。

 さらに同選手は「彼は若くて才能に富んでいる。監督が他の試合で彼にチャンスを与えるためにこの試合で使わなかったと信じている。我々はみんな、若い時に何かしらの間違いを犯している」とデンベレを擁護するコメントを残した。