プレミアリーグ マンチェスター・シティ

いよいよマンチェスターダービー。両チームでプレーしたのは?

日本時間12日に迫ったマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティのマンチェスターダービー。同じ街をホームとする2クラブが、それぞれの威信をかけて激しくぶつかり合う。観光化が叫ばれる近年のユナイテッドだが、地元民のダービーへの想いが失われることはないだろう。今回は、そんないがみ合う2クラブの両方でプレーした経験を持つ5人の選手をご紹介する。


オーウェン・ハーグリーブス

バイエルン・ミュンヘン、ユナイテッドのイメージが強いハーグリーブスだが、彼のキャリア最後の試合はシティの選手として出場した。ユナイテッドでのデビュー戦がマンチェスターダービーだった選手にとっては奇妙な最期だったともいえるだろう。度重なる負傷に襲われたハーグリーブスは事実上の引退試合となる試合で1年ぶりのピッチの感触を踏みしめた。負傷さえなければ...と思わせる選手の筆頭格だろう。


ピーター・シュマイケル

ユナイテッド史上最高のGKの1人であるシュマイケルも、マンチェスターの両クラブでプレーした経験を持つ。1991年から1999年までユナイテッドの守護神を務め、3冠をクラブにもたらしたレジェンドも、ハーグリーブスと同じくキャリアの最後をシティで過ごした。エドウィン・ファン・デル・サールの登場まで、ユナイテッドは後釜の確保に苦しんだ。


アンディ・コール

ニューカッスル・ユナイテッドで頭角を現し、ユナイテッドではドワイト・ヨークとともに「ホット・セット」と呼ばれ愛されたコール。シュマイケルと同じくクラブの黄金期を支え、3冠など多くのタイトルをクラブにもたらした。ユナイテッドのイメージが強いイメージだが、コールも2005/2006シーズンをシティで過ごしている。息子のデバンテ・コールは、シティをユースチームに選択している。


ブライアン・キッド

ユナイテッド下部組織出身で、トップチームでも200試合以上に出場したキッド。所属した
すべてのクラブでコンスタントに結果を残した珍しい選手ともいえるだろう。近年ではシティコーチとしての彼を知る人のほうが多いが、選手時代もシティ所属し100試合近くに出場している。ユナイテッドの下部組織とシティの下部組織の両方を指導した経験を持つ珍しい人物だ。


カルロス・テベス

ウェストハム・ユナイテッドで輝きを放ったテベスはユナイテッドへ2007年に2年間の期限付き移籍。クリスティアーノ・ロナウド、ウェイン・ルーニーとともに強力なユニットを構築し、チャンピオンズリーグの優勝も経験した。契約満了に伴いユナイテッドから退団したテベスを獲得したのがシティだった。1年目から23得点を挙げるなど、中心選手として活躍。2010/2011シーズンからはキャプテンを務めることとなった。マンチェスターの両雄で一線級の活躍を見せたのは、テベスくらいではないだろうか。


名前:菊池大将
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