ブンデスリーガ セリエA

グループCで「3強1弱」の構図崩壊。CLグループステージ残り2節の行方は?

チャンピオンズリーグ(CL)グループステージも折り返し地点を過ぎ、現地時間6日から第4節がスタートしている。今回は日本時間の今日未明から今朝にかけて行われた試合の結果を振り返るとともに、残り2試合に向けた展望を行う。


グループA

・第4節の試合結果
モナコ 0-4 クラブ・ブルッヘ
アトレティコ・マドリード 2-0 ボルシア・ドルトムント

1位:ボルシア・ドルトムント(勝ち点9)
2位:アトレティコ・マドリード(勝ち点9)
3位:クラブ・ブルッヘ(勝ち点4)
4位:モナコ(勝ち点1)

ティエリ・アンリ新監督を招へいしたもののリーグ戦で監督交代以降でも未勝利を浮上のきっかけをつかめていないモナコはベルギーの強豪・クラブ・ブルッヘにまさかの4失点を喫し、グループステージ敗退が決定。一方、今季ここまで公式戦無敗と絶好調だったドルトムントはアトレティコに敗れ、無敗記録が「15」でストップ。逆にアトレティコは前節アウェイで喫した大敗劇の借りを返した形となっている。


グループB

・第4節の試合結果
トッテナム・ホットスパー 2-1 PSVアイントホーフェン
インテル 1-1 バルセロナ

1位:バルセロナ(勝ち点10)
2位:インテル(勝ち点7)
3位:トッテナム・ホットスパー(勝ち点4)
4位:PSVアイントフォーヘン(勝ち点1)

前節カンプ・ノウで地力の差を見せつけられたインテルはホームでのリターンマッチにてアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが終盤に同点弾を叩き込み、ドローに持ち込んでいる。バルセロナはこの1ポイントの上積みによりグループステージ突破がほぼ確実に。残る1枠をインテルとトッテナムで争うことになり、次節の直接対決に注目が集まりそうだ。


グループC

・第4節の試合結果
レッドスター・ベオグラード 2-0 リバプール
ナポリ 1-1 パリ・サンジェルマン

1位:リバプール(勝ち点6)
2位:ナポリ(勝ち点6)
3位:パリ・サンジェルマン(勝ち点5)
4位:レッドスター・ベオグラード(勝ち点4)

全てのグループの中でも大混戦となっているグループCでは、レッドスターがホームでナポリとリバプールから計4ポイントを奪い波乱を演出しつつある。一方のナポリは前節に続きPSGと互いに1ポイントを分け合った。当初「3強1弱」という構図が予想されていたものの、どうやらレッドスターが今後の行方をカギを握っていると考えてよいかもしれない。PSGとしては最終節のレッドスター戦に要注意だ。


グループD

・第4節の試合結果
ポルト 4-1 ロコモティフ・モスクワ
シャルケ 2-0 ガラタサライ

1位:ポルト(勝ち点10)
2位:シャルケ(勝ち点8)
3位:ガラタサライ(勝ち点4)
4位:ロコモティフ・モスクワ(勝ち点0)

首位のポルトがロコモティフ・モスクワから順当に3ポイントを獲得しグループステージ突破がほぼ確実な状況となっている一方、次の1枠確保を目指すシャルケとガラタサライの直接対決はシャルケに軍配があがった。残り2試合を残しているとはいえ、大勢はほぼ決したとみてよいだろう。