J1リーグに所属する北海道コンサドーレ札幌と浦和レッドダイヤモンズは北海道胆振東部地震で被災した地域のサッカー少年団との交流を11月11日に開催することを公式発表している。
9月6日に発生した北海道胆振東部地震から約2ヵ月以上が経過し、ほとんどの地域では普段の生活を取り戻している。しかし被害の大きかった地域では住民が自宅での生活ができない状態が続くなど、依然として地震の影響は色濃く残っているのが現状である。そのうち、札幌市清田区は地盤は大きく歪んだことにより、建物が傾く被害が発生していた。
コンサドーレをはじめとするJリーグクラブは、これまで北海道胆振東部地震の被災地に対して義援金募金活動や被災地訪問により復興支援活動を行っているが、今回は清田区のサッカー少年団を札幌市西区のトレーニング施設に招待。募金活動を通じて被災地支援を行っていた浦和レッズの選手たちも交えた形でサッカー交流を行う。
またコンサドーレはトレーニング施設に併設するオフィシャルショップで1日限りの特別セールを実施することも併せて発表している。
なお、北海道コンサドーレ札幌と浦和レッドダイヤモンズは前日の11月10日に札幌厚別公園競技場で来季AFCチャンピオンズリーグ出場権をかけて激突。激闘が繰り広げられるであろうこの一戦の翌日に両チームが“復興支援”という目的へ向けてひとつになる。
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