ラ・リーガ レアル・マドリード

レアルからのオファーを断った世界的監督たち。泥船には乗りたくない?

世界で最も成功を収めているクラブは世界中のサッカー選手の憧れのクラブであると同時に、監督にとっても1つの目標となるクラブだ。しかし、ことはそう単純ではなく、レアル・マドリードからのオファーを断ってきた世界的な監督が存在する。今回は、マドリードからのオファーを断った世界的な名将をご紹介する。


マッシミリアーノ・アッレグリ

アッレグリは『スカイスポーツ・イタリア』のインタビューで今年の6月にマドリードからオファーがあったことを認めている。カリアリで結果を残し、ミラン、ユベントスと着実にキャリアを築き上げ国内で無敵のチームを作り、欧州でも結果を残しているアッレグリはマドリードにとって理想的な指揮官だろう。しかし、「私はフロレンティーノの申し出に感謝するが、ユベントスに敬意を表している」とユベントスへの義理を通した。


アントニオ・コンテ

フレン・ロペテギの解任により、時の人となったコンテ。当初マドリードはジネディーヌ・ジダンの後任にコンテの招聘を考えていたようだ。しかし、年俸面などで合意に至らなかったと当時『ミラー』が報じている。ロペテギの後任として、再度オファーを受けることを確実視されているが、今回は選手たちの意見が尊重され見送られたとみられている。


ユリアン・ナーゲルスマン

欧州最高の青年監督、ナーゲルスマンも7月に監督就任の打診を受けている。昨シーズンホッフェンハイムを3位に導いたナーゲルスマンは『11Freunde』のインタビューに「レアル・マドリードよりも大きなクラブはないが、私はまだ31歳だ。別の機会があるかもしれないし、この国を離れたくはない」とコメントしている。


アーセン・ベンゲル

ベンゲルはアーセナルを率いていた際に、2~3回マドリードからオファーを受けていたようだ。ベンゲルもマドリードでの監督生活に興味を持っていたようだが、彼のアーセナルへの愛がそれを上回った。世界中のトップクラスの選手が集まり、個々の能力、個人戦術が凄まじいレベルにあるチームでは一定以上のカリスマ性が監督に求められるのかもしれない。


名前:菊池大将
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幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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