バイエルン・ミュンヘンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラは戦線離脱を強いられるようだ。現地時間31日、ドイツ紙『キッカー』がこれを伝えている。
チアゴ・アルカンタラは現地時間30日に行われたDFBポカール2回戦のSVレディングハウゼン戦に先発出場したものの、73分に足首にタックルを受けたことにより、そのまま途中交代を強いられている。
そして翌日に検査において、同選手は右足首の関節胞の損傷や外側側副靭帯の断裂が判明しており、数週間にわたる離脱期間に入るものとみられる。
なおバイエルンはフランス代表MFコランタン・トリッソ、FWキングスレイ・コマンの2選手が長期離脱中であることに加え、この一戦ではドイツ代表DFマッツ・フンメルスが軽度の筋肉系トラブル、FWアリエン・ロッベンが背中の痛みにより欠場していた。
今後チャンピオンズリーグ(CL)グループステージなどにより本格的な過密日程を迎えるバイエルンにとっては、これ以上の負傷離脱者を避けたかったところだったが、4部クラブとの一戦において思わぬ形で負傷者を出してしまった。同クラブを率いるニコ・コバチ監督としては、今後の選手起用法に頭を悩ませることとなるだろう。
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