

アタランタユース在籍時のマリオ・プッリェーゼ 写真:Mario Pugliese
10歳でプロを意識
ダビデ(以下D):
サッカーをはじめたきっかけは何でしたか?
マリオ・プッリェーゼ(以下P):
サッカーに興味を持った瞬間は思い出せないですね。生まれたときからサッカーへの情熱があった感じです。子供の頃に住んでいた町には、セメントで作られたサッカーフィールドしかありませんでした。学校が終わってから夜遅くまで友達とずっとサッカーをして遊んでいました。
D:
家族はどのクラブのファンですか?(イタリアでは家族や親族ごとにファンであることが多い)
P:
家族はみんなナポリのファンです。子供の頃は私だけインテルのファンでした(笑)。現在は特別に応援しているクラブはありません。
D:
憧れていた選手やプレースタイルなどは?
P:
好きな選手のタイプは、強い精神力を持ったアグレッシブな選手です。特にロイ・キーン選手(元トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・ユナイテッド)にすごく憧れていましたね。
D:
いつごろからプロを目指すことを意識しはじめましたか?
P:
10歳の頃には、すでにプロを目指していました。その後はずっとそれが夢になり、たどり着くまでずっと努力してきました。両親は厳しい時期もずっと支えてくれて、プロになるチャンスを掴んだことは彼らにとってもすごく嬉しくことだったと思います。
D:
やはり相当厳しかったのでしょうか?
P:
プロになるのがとても難しいことは、子供ながらに理解していたつもりだったんですが、今思うと難しさをしっかりと分かっていなかったですね。しかし、周りは誰も止めようとしませんでした。
D:
周りにも期待されていたということですね。
P:
いや、止めようと思っていた人もいたかもしれないですが、私が頑固ということはわかっていたので、たぶん説得する前に諦めたんだと思います。(笑)
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