ブンデスリーガ リーグ・アン

1/4を消化した欧州5大リーグで未だ無敗をキープする6クラブ

早くも欧州各国の国内リーグ戦は1/4を消化し、今シーズンの展望が少しずつ見えてきた。波乱の起きているリーグと、近年通りのリーグとに分かれた今シーズンは、ここから年末にかけて、それぞれのリーグで見どころが変わってくるだろう。そんな中で、ここでは、スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランスの欧州5大リーグにおいて、未だに無敗をキープしている6クラブを紹介する。


マンチェスター・シティ

所属リーグ:イングランド・プレミアリーグ
成績:8勝2分け
順位:1位

10節のマンデーナイト・フットボールで、トッテナム・ホットスパーをアウェイで下したシティは、得失点差でプレミアリーグの首位に立っている。昨シーズン圧倒的な強さで優勝したチームは、少なくない怪我人を抱え、スパーズ戦でも苦しんだものの、ここまで3失点しか許していない強固な守備をベースに無敗を維持している。


リバプール

所属リーグ:イングランド・プレミアリーグ
成績:8勝2分け
順位:2位

昨シーズンはUEFAチャンピオンズリーグの決勝まで駒を進めたリバプール。今シーズンはリーグ戦でも好調を維持している。自慢の3トップに対策をたてられ、攻めあぐねるシーンも多くみられるものの、チーム全体としてみれば、安定感は確実に増している。


チェルシー

所属リーグ:イングランド・プレミアリーグ
成績:7勝3分け
順位:3位

マウリツィオ・サッリ監督を迎えて挑んだ新シーズン。昨季とは全く違うスタイルのサッカーを展開しながら、しっかりと結果を残している。サッリ監督の秘蔵っ子ジョルジーニョの加入と、エースのアザールが好調を維持していることは非常に大きい。劇的展開で追いついたマンチェスター・ユナイテッド戦のような試合でも勝ち点を落とさないところから、チームがいかに充実しているかがうかがえる。


ユベントス

所属リーグ:イタリア・セリエA
成績:9勝1分け
順位:1位

9節のジェノア戦で引き分けたものの、新加入のクリスティアーノ・ロナウドがここまで7得点を決めるなど、期待通りの活躍を見せており、選手層も近年まれにみる厚さを誇っている。無敗優勝の可能性も大いにあり、さらにリーグだけでなく、悲願のCL優勝も十分狙えるだろう。


ボルシア・ドルトムント

所属リーグ:ドイツ・ブンデスリーガ
成績:6勝3分け
順位:1位

バイエルン・ミュンヘンが6連覇中のブンデスリーガで唯一無敗をキープしているのが、香川真司も所属するボルシア・ドルトムントだ。リーグトップの得点力がチームを牽引し、若い選手たちが躍動している。特に、今シーズンマンチェスター・シティから加入したジェイドン・サンチョは、非常に印象的な活躍を見せている。


パリ・サンジェルマン

所属リーグ:フランス・リーグ・アン
成績:11勝0分け
順位:1位

5大リーグで唯一の全勝中のPSG。すべてのポジションにタレントがそろっており、国内ではもはや無敵だ。中でもすでに39得点を記録している攻撃陣の破壊力は欧州随一だ。国内リーグ優勝は最低限のノルマに過ぎず、目指すところはCL優勝だろう。