プレミアリーグ

プレミアリーグ優勝に導いた補強選手

長いシーズンが終了すると、各チームは前年度の戦力を分析し、来季の陣容を整える。弱点の補強がぴったりとハマれば、自ずとリーグ優勝が見えてくるものだ。そこで今回は『planetfootball』が特集した「プレミアリーグ優勝に導いた補強選手」をご紹介したい。


ロビン・ファン・ペルシ

補強成功:マンチェスター・ユナイテッド

2011/2012シーズン、セスク・ファブレガス退団に伴いアーセナルのキャプテンに就任。リーグ得点王、PFA最優秀選手賞を受賞する活躍を見せた。シーズン終了後にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が発表された。

移籍初年度となった2012/2013シーズン、新天地でも2年連続リーグ得点王に輝く大活躍。アレックス・ファーガソン監督のもとリーグ制覇に大きく貢献した。


セルヒオ・アグエロ

補強成功:マンチェスター・シティ

ロビン・ファン・ペルシがマンチェスター・ユナイテッドに加入する前年、2010/2011シーズンにマンチェスター・シティへと加入したセルヒオ・アグエロ。

移籍初年度でいきなりシーズン通算30ゴールを達成。リーグ最終節クイーンズ・パーク・レンジャーズ戦で劇的な優勝決定逆転ゴールを決め、クラブを44シーズンぶりとなるプレミアリーグ優勝に導いた。


エンゴロ・カンテ

補強成功:チェルシー

世界中で最も愛されているフットボーラーの一人であるカンテ。2015/2016シーズンにフランスのカーンからレスター・シティへ移籍。下馬評を大きく覆す活躍を見せ、「ミラクル・レスター」の一員としてクラブ史上初の優勝を成し遂げた。カンテ自身もプレミアリーグ年間ベスト11に選出されている。

翌年2016/2017シーズンは、チェルシーへと移籍。2年連続プレミアリーグ年間ベスト11、PFA年間最優秀選手賞、FWA年間最優秀選手賞を受賞。2年連続で異なるクラブのリーグ優勝に貢献している。


エデルソン・モラレス

補強成功:マンチェスター・シティ

2017/2018シーズン、ポルトガルのベンフィカからマンチェスター・シティへと移籍。クラウディオ・ブラボがリーグに適応出来ずに苦しんでいたため、エデルソンにも懐疑的な目線が向けられた。

しかし、移籍初年度でリーグ36試合に出場し、持ち前のキック精度と果敢な飛び出しを見せ、周囲の不安を払拭。プレミアリーグ制覇に大きく貢献した。


セスク・ファブレガス

補強成功:チェルシー

チェルシー第2次ジョゼ・モウリーニョ政権の初年度は下位チームに苦戦し、リーグ3位で終了。クラブとして12シーズンぶりの無冠に終わった。

復帰2年目の2014/2015シーズン前にセスク・ファブレガスを獲得。開幕戦からボランチの定位置を掴むと、リーグ最多の18アシスト・2236本のパス成功を記録。クラブの5シーズンぶり5度目のリーグ優勝に大きく貢献した。