代表チーム ポーランド代表

イタリア戦で敗戦喫したポーランド、ジェノア新星の不出場を指揮官が説明

 ポーランド代表率いるイェジー・ブジェンチェク監督はUEFAネーションズリーグ第4節・イタリア戦でジェノアのFWクシシュトフ・ピョンテクを起用しなかった理由を語っているようだ。現地時間15日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ポーランド代表はリーグAのグループ3でイタリアやポルトガルと同居しているが、2試合を終えて1分1敗としておりイタリア戦の結果次第ではリーグB降格の可能性が高まる恐れがあった。

 そのためイタリアとの一戦では是が非でも勝利したかったものの、後半終了間際にフィオレンティーナのDFクリスティアーノ・ビラーギにネットを揺らされ、ホームで0-1と敗れている。

 試合後、ブジェンチェク監督は「我々のパフォーマンスは悪かった。ミスが多かった」と失望をあらわにしている。

 また同監督は後半開始時に交代カードを2枚切ったことについて「システム変更のためだった。もうしばらくの間は4-3-1-2の布陣で臨まないだろう」と語っている。

 そしてピョンテクを90分間ベンチに置き続けたことについては「(アルカディウス・)レカが終了間際に問題を抱えてしまったことに加え、彼と同じく左サイドバックを務めることのできる(アルトゥル・)イェンドジェイチクをチョイスしたため、ピョンテクを起用することができなかった」と説明している。

 なおポーランド代表はこの敗戦により、残り1試合を残して勝ち点1の最下位となっており、次節のポルトガル戦での勝利がリーグB降格回避への絶対条件となっている。