セリエA ミラン

ミラン移籍間近の新星パケタ、クラブ監督が比較にあげたトッププレーヤーは?

 ブラジル1部に所属するフラメンゴのドリバウ・ジュニオル監督が今冬にミランへの移籍が噂されているブラジル代表MFルーカス・パケタの能力を高く評価しているようだ。現地時間15日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 9月のインターナショナルマッチウィーク期間中にブラジル代表に初招集されたルーカス・パケタは将来を嘱望(しょくぼう)されたタレントとして以前から多くの欧州ビッグクラブが関心を寄せていた。

 ただブラジルメディア『GloboEsport』は現地時間9日、同選手を巡る争奪戦はミランが制したと伝えており、移籍金はボーナス込みの3500万ユーロ(約45億6000万円)にものぼる見込みとなっている。

 その中ドリバウ監督はこのブラジル代表の有望株について「移籍の件に関してはまだ彼とは直接話していない。ただ交渉は順調に進んでいるよ。彼は集中力を失ったり、プレースタイルを変えることはないだろう」と語っている。

 また同選手はかつてのブラジル代表MFカカとプレースタイルが酷似していることから「カカ2世」と呼ばれているが、指揮官は「彼はダイナミックな動きをはじめとする様々な能力を兼ね備えているという観点でデ・ブライネやモドリッチと似ている。非常にバランスのとれたミッドフィルダーだよ」とコメントを残している。

 ドリバウ監督は「新たなステージに向かうことに彼は自信と野心にあふれている」という見解を示し、パケタに大いなる期待をかけているが、果たしてミラン加入が実現した時に同選手はどの程度のパフォーマンスを発揮することができるのだろうか。