ブンデスリーガ ジェノア

ユーべやバルサなどが狙うポーランド人新星にジェノアが65億円設定か

 ジェノアは今夏にポーランド1部のKSクラコヴィアから加入し、現在セリエA得点王となっているFWクシシュトフ・ピョンテクに高額の移籍金を設定しているようだ。現地時間11日、イタリアメディア『Radio Kiss Kiss』がこれを伝えている。

 ピョンテクは移籍金400万ユーロ(約5億3000万円)で加入し、8月中旬に行われたコッパ・イタリア3回戦のレッチェ戦で4ゴールを叩き出し周囲を驚かせる。

 そして同選手は開幕戦(ジェノアは第2節・エンポリ戦が開幕戦に)からリーグ戦7試合連続でネットを揺らしており、うち2試合ではドッピエッタ(1試合2ゴール)を達成するなど、一気に自身の市場価値を高めている。

 そのピョンテクにはユベントス、ボルシア・ドルトムント、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンなど早くも複数のビッグクラブが関心を寄せている。またナポリは2500万ユーロ(約32億円)でオファーを提示したものの、ジェノアがこれを拒否したと伝えられている。

 ジェノアは同選手獲得へ5000万ユーロ(約65億円)以上の移籍金額を提示した場合のみ交渉に応じるものとみられ、少なくとも今シーズン中は放出に一切応じない姿勢を見せているようだ。

 驚異的なペースで得点を積み重ね、欧州全土から熱視線を浴びているピョンテクではあるが、今後の活躍度次第ではジェノアがさらに設定金額を引き上げる可能性はありそうだ。