昔に比べ、メジャーリーグサッカー(MLS)や各国中小リーグの経済規模が大きくなったことで、欧州でのキャリア終了後に幅広い選択肢を得るようになったサッカー選手。アンドレス・イニエスタやフェルナンド・トーレスは日本を選び、クラウディオ・マルキジオはロシアを選ぶなど、選手それぞれだ。そこで今回は、未だに現役を続けている世界的スター選手5名をご紹介する。
ルッシオ
クラブ:ブラジリエンセ
インテルナシオナルで頭角を現すと、レバークーゼンに移籍したルッシオ。その後バイエルン・ミュンヘンでその名を世界中に知らしめると、インテルでは3冠を達成した。現在はユニフォームが珍しいナショナルカラーの黄色と緑でデザインされたセリエD(ブラジル4部)のブラジリエンセでプレーしている。
ラファエル・ファン・デル・ファールト
クラブ:エスビャウfB(デンマーク)
レアル・マドリードやトッテナム・ホットスパーなど、強豪、名門と呼ばれるクラブでいぶし銀の活躍を見せてきたファン・デル・ファールト。母親の故郷に近いレアル・ベティスに2015年に移籍したものの、確固たる地位は築けず退団。2016年からはデンマークに拠点を移し、今夏にエスビャウへと加入した。
アンドレイ・アルシャビン
クラブ:カイラト(カザフスタン)
EURO2008で母国をベスト4に導いたことで、一躍脚光を浴びたアルシャビン。アーセナルのアイドルとしてイングランドで過ごした後に、母国ロシアのクバン・クラスノダールに加入した。現在は旧ソ連でロシア語も使うことができる、カイラトでプレーしている。
ホセ・アントニオ・レジェス
クラブ:新疆天山雪豹(中国)
10代にして世界からの注目を集めたセビージャの神の子は、21歳でアーセナルへと移籍。レアル・マドリードやアトレティコ・マドリードなど母国の名門を練り歩き、今夏に新天地を中国に決めた。新疆ウイグル自治区のウルムチ市をホームタウンとする新疆天山雪豹で、デビュー戦でゴールを挙げる活躍を見せた。
バカリ・サニャ
クラブ:モントリオール・インパクト(MLS)
フランス代表65キャップを誇るサニャは、昨夏にベネベント(現セリエB)と契約し話題を集めた。2部降格により、ベネベントを離れたサニャが新天地に選んだのはアメリカ。モントリオール・インパクトとシーズン終了までの契約を結んだが、2019シーズンまでの契約延長オプションも付いているようだ。
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