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え、シーズン前にクビ?早期解任に追い込まれた監督6選

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督やローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督など、ビッグクラブの監督は結果が中期以上に渡り出ない場合、すぐに解任の噂や後任人事の噂が世間を賑わせる。そこで今回は、過去に早期解任に追い込まれた6人の監督たちをご紹介する。


カルロ・アンチェロッティ

クラブ:バイエルン・ミュンヘン
指揮期間:2016年7月1日~2017年9月28日
試合数:60試合
平均獲得勝点:2,28

初年度はノルマであるブンデスリーガ優勝を達成。しかし、チャンピオンズリーグ(CL)ではレアル・マドリードに敗れ、DFBポカール決勝では準決勝でボルシア・ドルトムントに敗れたことで完璧なシーズンとはならなかった。昨季は6節を終えて4勝1分1敗と“絶対王者”としては不調に陥り、パリ・サンジェルマンで3-0と完敗を喫したことで解任となった。それでも平均獲得勝点は「2,28」を誇っていることで、解任に疑問の声も挙がった。


ジャン・ピエロ・ガスペリーニ

クラブ:インテル
指揮期間:2011年6月24日~2011年9月21日
試合数:5試合
平均獲得勝点:0,20

2010/2011シーズンにインテルを指揮したレオナルド監督がパリ・サンジェルマンのSDに就任することで突然の辞任。クラブは後任探しを強いられジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督に白羽の矢が立った。しかし、就任直後より地元メディアからは選手の個性よりも戦術を優先する指導スタイルに疑問符がついていた。スーペル・コッパ・イタリアでミランに敗れ、開幕戦でパレルモに敗れると一気に解任報道が加熱。その後、チャンピオンズリーグでもトラブゾンスポルに敗北し、ローマとは引き分けたものの昇格組である当時森本貴幸が所属していたノバーラに敗れたことで解任された。


フランク・デ・ブール

クラブ:クリスタル・パレス
指揮期間:2017年7月1日~2017年9月11日
試合数:5試合
平均獲得勝点:0,60

2シーズン前にインテルの指揮官を解任され、翌シーズンにクリスタル・パレス指揮官に就任したフランク・デ・ブール監督。しかし、開幕から昇格組であるハダースフィールド・タウンに敗れると、続くリバプール戦でも敗北。リーグカップでは2部のイプスウィッチに勝利を収めたものの、プレミアリーグで4連敗を喫し衝撃のスピード解任となった。リーグ戦では4試合4敗0ゴールで解任というプレミリーグ史上初となる不名誉な記録を樹立している。


ステファノ・ピオリ

クラブ:パレルモ
指揮期間:2011年6月2日~2011年8月31日
試合数:2試合
平均獲得勝点:1,00

2016年にインテルで指揮を執ったステファノ・ピオリ監督はシーズン途中就任にも関わらずシーズン中に解任されるという憂き目にあった。しかし、同監督は2011年のパレルモ時代にさらなる衝撃的な解任劇を経験している。サッカー史を眺めてもトップクラスに悪名高いパレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ元会長の被害に遭った。

2011/2012シーズンにパレルモの指揮官に就任したピオリ監督だが、ヨーロッパリーグ予選でスイスのトゥーン相手にまさかの敗北。EL本大会出場を逃した。すると、ザンパリーニ会長はこの結果を受けてピオリ監督を解任。史上稀にみる“シーズン開始前に解任された監督”となった。


ラファエル・ベニテス

クラブ:レアル・マドリード
指揮期間:2015年6月3日~2016年1月4日
試合数:20試合
平均獲得勝点:2,24

2015/2016シーズンにカルロ・アンチェロッティ監督の後任としてレアル・マドリードの指揮官に就任したラファエル・ベニテス監督。現役時代にはレアル・マドリード下部組織出身で、指導者キャリアのスタートもレアル・マドリードBチームだっただけに、心のクラブへの就任を心から喜んでいた。就任記者会見では思わず感極まる場面もあり、「今日は特別で、感動的な日。ここに帰ってくるために、長年働いてきた」とまでコメントしていた。

しかし、シーズン開幕後は順調に勝利を重ねたものの内容面でファンとメディアから不満を集めるようになり、とりわけバルセロナとのエル・クラシコで0-4と大敗を喫したことで批判が集中。さらにコパ・デル・レイで出場資格のない選手を起用したことでチームは敗退となってしまった。結局、リーガとチャンピオンズリーグ優勝争いも本格化していない1月に解任となっている。


ロベルト・ディ・マッテオ

クラブ:チェルシー
指揮期間:2012年6月13日~2012年11月21日
試合数:21試合
平均獲得勝点:1,76

ロベルト・ディ・マッテオ監督は2012年3月4日にアンドレ・ビラス・ボアス監督の後任として、チェルシーの暫定監督に就任した。1stレグを敗北した状態で引き継いだチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ナポリ戦を2ndレグで見事な逆転勝利を収め準々決勝に駒を進める。その後もベンフィカ、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンを下し、チェルシーに史上初かつ現在唯一のビッグイヤー(CL優勝トロフィー)戴冠をもたらした。

しかし、念願の“正式監督”となった2012/2013シーズンは成績が振るわず、新年の迎えることなく21試合の指揮で解任の憂き目にあった。チェルシーに悲願のCL初優勝をもたらしたディ・マッテオ監督だったが、幸せな日々は長くは続かなかった。


名前:菊池大将
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幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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