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Cロナウド、ユーべ移籍前に3クラブが獲得へ動いていた可能性が

 今夏にレアル・マドリードからユベントスへ加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにはユベントスの他に3クラブが獲得に向けて動いていたかもしれない。現地時間30日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 クリスティアーノ・ロナウドは、同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がバレンシアからDFジョアン・カンセロをユベントスへ移籍させた際、同クラブ首脳陣に対してクリスティアーノ・ロナウドの移籍話を持ち掛けたことがきっかけで交渉が一気に進展。日本時間10日深夜に移籍金1億1200万ユーロ(約146億円)でユベントスへの電撃移籍が公式発表された。

 ただ同紙はユベントスのほかにもミラン、パリ・サンジェルマン(PSG)、そして古巣のマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していたと報道。

 ミランは昨季までオーナーを務めていたリー・ヨンホン氏が1億5000万ユーロ(約198億円)でオファーを提示したものの、ここ数シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)に出場しておらず欧州トップレベルにないこともあり、これを断った模様。

 またPSGもメンデス氏に接触したものの、何も起こらなかったものとみられる。そしてユナイテッドは最初にロナウド復帰に向けてマドリード幹部と会談したものの、オファー額が低くマドリードはこれを認めなかったようだ。

 ユベントスでゴールを挙げるなど、徐々に新たなチームに慣れてきたクリスティアーノ・ロナウドだが、同選手を巡っては、やはりユベントス移籍前は水面下で熾烈(しれつ)な争奪戦が繰り広げられていたようだ。