ラ・リーガ セリエA

直近3戦未勝利のバルサ、インテルから今冬シュクリニアル獲得を画策か

 バルセロナはインテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの今冬獲得に向けて本格的な動きを見せているようだ。現地時間29日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がこれを伝えている。

 シュクリニアルは昨夏にサンプドリアから加入すると、昨季は公式戦40試合に出場し、主力としてチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献している。また大型補強を行って迎えた今季もここまで公式戦全試合フル出場を果たしており、ルチアーノ・スパレッティ監督から絶大な信頼を寄せられている。

 ただ同選手に対しては今夏にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示しており、年俸500万ユーロ(約6億6000万円)でオファーを提示する可能性があると伝えられていた。ところがここにきてバルセロナがシュクリニアルを巡る争奪戦で一番獲得に近づいているかもしれない。

 バルセロナはフランス代表DFサミュエル・ウンティティが長期離脱を強いられたことに伴い、新たなセンターバックの確保の必要性に迫られているものとみられており、2022年までインテルと契約期間を残しているシュクリニアルが獲得候補に挙がっている模様。さらに同クラブ首脳陣は同選手の代理人との会談を重ねているようだ。

 なおインテルとバルセロナはチャンピオンズリーグ(CL)グループステージで同居しており、2度に渡る直接対決を控えている。これにより、今後もバルセロナはシュクリニアルの代理人との接触機会が多くなるとの見方が広まっているようだ。