国際サッカー連盟(FIFA)がレンタル移籍を制限することに合意したようだ。26日、英メディア『BBC』が伝えている。
FIFAは現行のレンタル移籍制度について検討を行い、レンタル移籍で放出できる選手数を最大6名までに制限する提案が連盟内で合意されたことを発表した。同メディアによると、特定チームが才能ある選手たちを抱え込むことを防ぐために、クラブが1シーズンにローン移籍させることができる選手の人数を制限する見込みだという。
FIFAはその人数を6人にすることを提案しているが、クラブやリーグ、選手代表との合意が必要となるため、まだ人数に関しては確定していないようだ。
さらに来年の夏から代理人についての規制も再導入する可能性を示唆。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は代理人への規制導入理由について「サッカー界から流出している莫大な金額を懸念している。規制は、フットボールの健全性を保護し、不正行為を回避する目的」とコメントしている。
ただ、FIFAが提案していた代理人の手数料を制限する案は、現時点で採用されなかった。
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