今シーズン開幕から不振に陥っているローマだが、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の解任が現実味を帯びているようだ。現地時間25日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
ローマは今季はリーグ開幕戦こそ勝利したものの、以降は勝利から見放されている厳しい状況に置かれている。また現地時間23日に行われたセリエA第5節では降格圏に沈んでいたボローニャ相手に0-2で敗れており、クラブ首脳陣やオーナーはディ・フランチェスコ監督への不満を溜めているものとみられる。
そのディ・フランチェスコ監督の後任として、イタリアのブックメーカーでは前フィオレンティーナ指揮官のパウロ・ソウザが最有力候補に挙がっているほか、前チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ、前セビージャ指揮官のビンチェンツォ・モンテッラなどの名前が挙がっている。
ただ最有力候補であるパウロ・ソウザは昨年11月より率いている天津権健足球倶楽部と契約解除に向けて交渉を行っているものとみられ、これがディ・フランチェスコ監督解任の可能性が高まっている理由として周囲は捉えているようだ。
なおローマは現地時間26日に行われるセリエA第6節・フロジノーネ戦、そして今週末に行われるラツィオとのローマダービーの結果次第ではクラブ首脳陣が監督交代に踏み切る可能性があるようだ。
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