昨季までリバプールに所属しており今夏にベシクタシュへ移籍したGKロリス・カリウスは昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝での出来事について今でも引きずっているようだ。現地時間24日、ドイツ紙『ビルト』がこれを伝えている。
昨季のCL決勝はマドリードとリバプールが激突したものの、26分にリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとマドリードのDFセルヒオ・ラモスが競り合った際にサラーが腕を巻き込まれると、肩をピッチに激しく打ち付けて転倒している。
さらに後半にはコーナーキックの局面でセルヒオ・ラモスとカリウスが激突。これにより、カリウスは脳震とうを抱えながらプレーを続けると失点を喫し、リバプールは1-3と敗れ準優勝に終わった。
このCL決勝についてカリウスは「セルヒオ・ラモスは僕が負傷したことを知っていたにも関わらず一切謝罪はなかった」とセルヒオ・ラモスに対する不快感を今でも抱いていることを明かしている。
また同選手は「この激突により、僕は視力障害を患っている。コンディションがいつも通りならば、あのようなミスを犯すことはない」と語っており、今夏のプレシーズンにおける低調なパフォーマンスの原因に昨季CL決勝での出来事が挙げられることを明言している。
イングランドからトルコへ旅立ったカリウスは、果たして新天地で本来のパフォーマンスを取り戻すことができるのだろうか。
コメントランキング