プレミアリーグの6つのクラブが観客数を水増ししていたことが発覚した。英メディア『BBC』が報じている。
同紙によると以前からファンの間では観客数の水増しが疑われており、空席が目立つ試合も多くあったようだ。今回『BBC』が調査したところによれば警察や自治体から7つの回答があり、そのうち6つには報告数と実数の違いがあったようだ。
<ウエストハム・ユナイテッド>
昨季の平均入場者報告数が5万5309人
議会が計測した12試合の平均入場者実数が4万2779人
結果:12530人少ない
<マンチェスター・シティ>
昨季の平均入場者報告数が5万3274人
警察が計測した12試合の平均入場者実数が4万5792人
結果:7482人少ない
<サウサンプトン>
昨季の平均入場者報告数が2万9906人
警察が計測した昨季の平均入場者実数が2万5660人
結果:4246人少ない
<トッテナム・ホットスパー>
昨季の平均入場者報告数が6万1843人
議会が計測した昨季の平均入場者実数が5万8103人
結果:3740人少ない
<チェルシー>
昨季の平均入場者報告数が4万593人
議会が計測した6試合の平均入場者実数が3万7088人
結果:3505人少ない
<ワトフォード>
昨季の平均入場者報告数が2万319人
警察が計測した4試合の平均入場者実数が1万7171人
結果:2602人
<マンチェスター・ユナイテッド>
昨季の平均入場者報告数が7万3575人
警察が計測した12試合の平均入場者実数も7万3575人
結果:誤差なし
また、同紙によるとプレミアリーグのクラブはスタジアムに観戦に来た人数ではなく、販売チケット数を公表することを好んでいるため、観戦しに来ていないシーズンチケットホルダー、無料配布チケット分が計測されていない。これは決して規則違反ではないと報じられているが、スタジアム内の観戦者数とはかなり違いがあることが明るみになった。
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