主力選手どころか1部や2部の選手を招集できないデンマーク代表が5日、国際親善試合でスロバキア代表と対戦。結果は0-3で敗戦する結果になった。5日、英国メディア『BBC』が伝えている。
デンマークサッカー協会(DBU)は選手会と個人スポンサー等の利権関係を巡って対立。これによりDBUは3部以下のクラブからしか代表のメンバーに招集できず、2016年フットサルワールドカップに出場した4人のフットサル選手も招集されてた。
そんなデンマーク代表の右SBで出場した5部のチームに所属するシモン・ボーレセンは20歳で現役の学生。また同3部リーグでプレーするMFラスムス・ヨハンソンはフリースタイルフットボーラーとして活動。Instagramのフォロワー数とYouTubeのチャンネル登録者数はともに1万人を超えているそうだ。
対してスロバキアはナポリのマレク・ハムシークや元リバプールでトルコのフェネルバフチェの所属するDFマルティン・シュクルテルなど欧州主要リーグに所属する選手が先発出場した。
試合はスロバキアが支配率70%を超えシュート数22本を放つ圧倒的な展開に。しかし、同紙によると3点に抑えられたのはプロのフットサル選手のGKクリストファー・ハーグが好セーブを連発し活躍したからだという。
デンマーク代表の次戦はUEFAネーションズリーグのウェールズ戦。果たして急造チームでどこまで戦えるのだろうか。
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