
2シーズンに渡ってマンチェスター・ユナイテッドを率いたルイ・ファン・ハール。選手の獲得と売却と積極的に行い、オランダ人である自身の哲学をユナイテッドに植え付けようとした。今回はファン・ハールが売却した10人の選手をご紹介。売却が正解だったのか、悔いの残るものだったのか振り返る。

ロビン・ファン・ペルシー
売却値:380万ポンド(約5億4600万円)
売却先:フェネルバフチェ
フェネルバフチェで87試合に出場し、36ゴールを記録。その後、フェイエノールトへと復帰を果たした。移籍後も活躍はしたが、年齢やウェイン・ルーニーとの関係性を考えれば放出は妥当と言えるだろう。

香川真司
売却値:720万ポンド(約10億3500万円)
売却先:ボルシア・ドルトムント
古巣に復帰したものの、移籍前のような活躍を見せることはできていない。オールド・トラフォードでもベストなパフォーマンスを見せることはできなかった。売却は妥当なものだろう。

ハビエル・エルナンデス
売却値:900万ポンド(約12億9300万円)
売却先:バイエル・レバークーゼン
サポーターからの人気はあったエルナンデスだが、ファン・ハールが監督になってからはわずか4ゴールにとどまった。ウェストハム・ユナイテッドでもスタメンの座を確保することはできていない。

アンヘル・ディ・マリア
売却値:5000万ポンド(約71億8500万円)
売却先:パリ・サンジェルマン
ディ・マリアのユナイテッドでのフラストレーションの溜まり方はすさまじいものがあっただろう。才能を活かせていたとは言い難い。ただ、モウリーニョの下でプレーする彼を見たいという気持ちもある。

パトリス・エブラ
売却値:170万ポンド(約2億4400万円)
売却先:ユベントス
33歳でユベントスに加入したにも関わらず、2度のタイトルを獲得した。彼の移籍のタイミングは彼自身にとってベストなものと言えるだろう。ファン・ハールの志向するサッカーの中で苦しんでいたことも事実だ。

ウィルフレッド・ザハ
売却値:300万ポンド(約4億3100万円)
売却先:クリスタル・パレス
欧州のビッグクラブから注目を集める新星となったザハ。彼の売却は大きな間違いだろう。アントニー・マルシャルやマーカス・ラッシュフォードという期待の若手はいるが、ブレイクしきれていない。ザハはいまのユナイテッドに必要なもの(アイデア、スピード、インテリジェンス)を持っている。

ナニ
売却値:540万ポンド(約7億7600万円)
売却先:フェネルバフチェ
2015年にユナイテッドを去ってから4つのクラブを練り歩いたナニ。現在は母国のスポルティング・リスボンに所属している。ユナイテッドのために華麗なプレーをみせることもあったが、自由を奪われたようなプレーも目立った。移籍後に1つのクラブに定着できていないことから、売却は成功だったと言えるだろう。

ダニー・ウェルベック
売却値:1600万ポンド(約22億3000万円)
売却先:アーセナル
モウリーニョはウェルベックの売却に対して、ディ・マリアのときと同様にライバルにストライカーを売るべきではないと主張。ただ、その後同じことを言うことはなかった。ウェルベックは負傷に苦しみ、シーズンの大半をピッチの外から眺めていたからだ。
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