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C・ロナウド、UEFA最優秀選手賞授賞式欠席をレアルの元同僚が擁護

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがUEFA最優秀選手賞を逃したことについて言及しているようだ。現地時間31日、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』がこれを伝えている。

 クリスティアーノ・ロナウドは日本時間30日深夜に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ抽選会とUEFA最優秀各賞の授賞式に姿を現していないことで大きな話題となっている。

 同選手はUEFA最優秀FW賞を受賞したものの、UEFA最優秀選手賞には昨季までマドリードでチームメイトの関係にあり、ワールドカップ・ロシア大会でクロアチア代表を史上最高成績の準優勝に導いたMFルカ・モドリッチが選出されている。

 これを受け、一部メディアからはクリスティアーノ・ロナウドが欠席した理由が、このモドリッチのUEFA最優秀選手賞受賞にあるのではという報道が駆け回っている。

 しかしセルヒオ・ラモスは授賞式後のインタビューにて「モドリッチが受賞したことにより、クリスティアーノの気分が良くないと僕は思わない。おそらく、彼は彼自身がその賞を勝ち取ることができなかったから、不満に感じているのだろう。チームメイトが受賞したことは関係ない」と語っており、クリスティアーノ・ロナウドを擁護する姿勢を示しているようだ。

 なお今季のタイトル奪取に燃えているクリスティアーノ・ロナウドは、9月に行われる国際親善試合やUEFAネーションズリーグの欠場の可能性が伝えられており、ユベントスでのトレーニングに集中しているものとみられる。今回の授賞式欠席も今季に懸ける同選手の意思の表れであるかもしれない。