チャンピオンズリーグ

いよいよ今週にGS抽選会。今季CL出場クラブ・ホームスタジアム7選【vol.3】

今週に迫っているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージの抽選会。昨日は弊サイトで「いよいよ今週にGS抽選会。今季CL出場クラブ・ホームスタジアム7選【vol.2】」としてドイツやイングランドに本拠地を構えるスタジアムを紹介したが、今回はフランスをはじめとするその他の国のクラブを紹介する。


パルク・デ・プランス

クラブ名:パリ・サンジェルマン
開場年:1897年
収容人数:48527人

パリ・サンジェルマンの本拠地であり、直訳すると「王子様たちの公園」という意味である。パリ郊外のサン=ドニにあるスタッド・ド・フランスが完成するまではフランス代表も使用していた。1960年、1984年、2016年のEURO欧州選手権や1998年に開催されたフランス・ワールドカップの会場にもなっている。約5万人収容という程よい大きさとメトロ(地下鉄)の駅から歩いてすぐという交通の便のよさもあり、PSGは現在も移転せずに本拠地として引き続き使用している。


スタッド・ルイ・ドゥ

クラブ名:ASモナコ
開場年:1985年
収容人数:18500人

モナコにある唯一のスタジアムで、モナコ大公ルイ2世にちなんで名づけられた。周辺のマンションと混ざり合って何処にスタジアムがあるのか分かりにくいが、外見がまるで普通のビルであるかのように見えるのもこのスタジアムの特徴である。それもそのはず、ビルの屋上にスタジアムが乗っかっているような作りになっており、その下のビル部分にはスポーツジムや体育館、プールなどがある。一見、収容人数が2万人以下であることが他のビッグクラブと比べて圧倒的に少ないと感じるかもしれないが、モナコの人口が約3万人であることを考えると規模の大きさが理解しやすいかもしれない。


グルパマ・スタジアム

クラブ名:リヨン
開場年:2016年
収容人数:59286人

フランスの大手保険会社であるグルパマが命名権を取得したこのスタジアムは、昨年オープンしたばかりで非常に新しい。クラブの所有物となっている数少ないスタジアムでもあり、フランスで開催されたEURO2016でも使用された。


エスタディオ・ド・ドラゴン

クラブ名:ポルト
開場年:2003年
収容人数:52000人

EURO2004開催を目指して完成したエスタディオ・ド・ドラゴンは、2003年に一度こけら落としされたものの、天然芝の状態を考慮し翌年まで旧本拠地のエスタディオ・ダス・アンタスで試合が行われていた。


トルコ・テレコム・アリーナ

クラブ名:ガラタサライ
開場年:2011年
収容人数:52652人

日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライは、2011年に完成したアリ・サミ・イェン・スポル・コンプレクスィ(正式名称)を使用しているが、とるこの大手通信会社チュルク・テレコムが10年間の命名権を取得している。


ヨハン・クライフ・アレナ

クラブ名:アヤックス
開場年:1996年
収容人数:53052人

オランダの強豪であるアヤックスは3シーズンぶりにCl本戦への出場を決めている。そのアヤックスのホームスタジアムであるアムステルダム・アレナは2016年に同クラブにも所属していたヨハン・クライフが死去したことにより、名称を『ヨハン・クライフ・アレナ』に変更している。


VEBアレナ

クラブ名:CSKAモスクワ
開場年:2016年
収容人数:30000人

旧スタジアムの解体工事から約10年後の2016年に完成したアレナCSKAは、ホテルやオフィスなどを併設した複合商業施設である。2017年2月にはロシアの大手銀行『VEB』とクラブがパートナーシップを結んだことにより、現在の名称となっている。