トッテナム・ホットスパーがプレミアリーグ開幕3連勝と絶好調だ。そこで今回は『planetfootball』が特集した「クラブ史上最高のポチェッティーノ政権」のデータをご紹介したい。
開幕3連勝
2009年以来、クラブ史上2度目となるプレミアリーグ開幕3連勝を達成。ポチェッティーノ監督は2016/2017シーズンに、クラブ史上最多に並ぶ開幕12試合負けなしを記録している。
補強なしでも問題なし
夏の移籍市場で新加入選手を1人も獲得しなかったプレミアリーグ史上初となったトッテナム。ポチェッティーノ監督が補強を拒否したとは考えにくい。現有戦力を最大限に活かしている指揮官の手腕は評価されるべきだ。
鬼門克服
ポチェッティーノ監督率いるトッテナムはオールド・トラフォード開催のリーグ戦で1得点も奪えていなかった。
また、同スタジアムでの3-0勝利はクラブ史上最多の得点差勝利となった。(プレミアリーグへの名称変更以降)
モウの痛み
マンチェスター・ユナイテッドにとっても屈辱的な敗戦だが、ジョゼ・モウリーニョ個人としてもキャリア史上最悪の敗北となった。ホームで3得点差以上をつけられて敗北したのは初めてだ。トッテナムは快挙を成し遂げたといえる。
クラブ史上最高の監督
ポチェッティーノは1898/1899シーズンのフランク・ブレッテル政権以来、トッテナムを率いた指揮官のなかで最も勝利を収めている監督だ。
プレミアリーグ以降、ティム・シャーウッドに次ぐ2番目の勝率を記録している。ただ、シャーウッドはわずか22試合しか指揮していない。ポチェッティーノは155試合指揮した結果だ。
ファイティングスピリット
2017年4月のスウォンジー戦。後半88分まで0-1とリードを許しながら、3-1とひっくり返して勝利を奪った。これはプレミアリーグの歴史上初の出来事であった。
2017年12月から2018年4月まで、プレミアリーグ以降のクラブ記録である14戦無敗を記録している。
クラブ史上最多勝ち点
2016/2017シーズン、ポチェッティーノ率いるトッテナムは勝ち点86を記録。これはクラブ史上最多の勝ち点獲得であった。
また同シーズンの得失点差60は、優勝を逃したクラブのなかでプレミアリーグ史上最も優秀な成績であった。
地の利
2016/2017シーズン、ポチェッティーノ率いるトッテナムは1964/1965シーズン以来となるリーグ戦ホーム無敗でシーズンを終える好成績を残している。
前本拠地ホワイト・ハート・レーンで行われた最後の14試合を無敗で終え、1シーズン中のクラブ最多無敗記録を更新した。
幸せな旅行者
トッテナムは新スタジアム建設までの間、ウェンブリー・スタジアムをホームとして使用している。最初の4試合は苦戦したが、その後は14試合で12勝と圧倒的な強さを見せつけた。
昨シーズンのリバプール戦ではウェンブリー・スタジアムでプレミアリーグの最多観客数記録を更新した。
宿敵に勝利
2016年、ポチェッティーノは就任から(ライバルである)アーセナルに5試合負けなしを記録。これはクラブ史上初の快挙となる。
2016/2017シーズンはトッテナムを22年ぶりにアーセナルよりも上の順位でシーズンを終えた。2017/2018シーズンも上回り、2年連続でアーセナルを上回ったのは1983年以来2回目となる。
コメントランキング