セリエA ジェノア

ジェノアファンが事故の犠牲者に対し43分間特別な敬意を示す

 日本時間27日に行われたセリエA第2節、ジェノア対エンポリの試合で、ジェノアのサポーターたちが橋の崩落によって死亡した43人に対して43分間の黙とうを実施した。イギリス「BBC」が伝えている。

 ジェノバのモランディ橋の崩落事故の影響で開幕戦が延期になったジェノアは、2節をホームで開催。開始から20分間でジェノアが2点を先制したにもかかわらず、ファンたちはほとんど喜びを示してセレブレーションしたりはしなかった。

 質問を受けたファンは「43分間の黙とうは、もう共にはいられない子ども、働く人、学生、父親、母親へ向けてのものです」と語った。

 今シーズンのセリエA初の試合を勝利で飾ったジェノア、街のためにも躍進が期待される。